携帯・スマホ売却の注意点:データ消去ソフトの利用
最近の携帯電話・スマートフォンでは利用中にたくさんの個人情報・プライベートなファイルなどを保存しています。
これらのデータは白ロムとして業者に売却する前に、必ずすべてのデータを消去しておく必要があります。
基本的には端末の初期化・オールリセットを設定画面から行うことで各種設定を消去できますが、アプリケーションやPCソフトを利用して完全消去することも出来ます。
*Google playなどで見かける「データ消去ソフト」では、アプリのキャッシュ・ウェブの閲覧履歴などは消すことが出来ますが、アドレス帳やスケジュール情報などは消せないものがほとんどです。
一般的には以下のソフトがデータ消去ソフトとして知られています。
カスペルスキーのモバイルセキュリティはAndroid用です。iPhoneには2013年6月現在対応していません。Androidは最新の4.2にも対応済みです。
これらのソフトは有料ですが、セキュリティ機能の一環として遠隔からのデータ消去機能があります。この機能を使って端末のファイルや設定などを完全消去することが可能です。
わざわざデータ消去のためだけにソフトを購入する必要はありませんが、利用しているならば白ロム売却前にデータ消去を実行しておくと安全です。
また、業務用としては「Blancco Mobile Edition」というスマートフォンのデータ消去ソフトも有名です。こちらは1回の削除ごとに1ライセンスを消費するというタイプで、10ライセンス28,245円と、非常に高価ですが、その分完全なデータ消去が行えます。個人でこのソフトを利用する必要はほとんど無いと思いますが、企業などで社員に支給した端末などのデータ消去などで利用されます。
白ロム業者の中にはこのソフトを使って販売前にデータをしっかりと消してくれるところもあります(例:ネットオフ スマートフォン買取サービス)。高く買い取ってくれるのも重要ですが、こういった情報保護に力を入れている優良サービスの利用もオススメです。
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